松江祭鼕行列(まつえさいどうぎょうれつ)

このイベントは 2019.10.20 に終了しました。

出雲地方では太鼓のことを鼕 (どう) といいます。松江の鼕行列は、打ち面を上にむけた大きな鼕 (約 1.2 ~ 1.8 メートル) を据えた山車 (だし) 屋台を、鼕宮または鼕台といい、多数の老若男女が打ち鳴らしながら引き廻る祭りです。

その起源は、古来から行われていた正月行事「左義長」(さぎちょう)< とんど行事 > まで遡りますが、現在の「鼕行列」は大正 4 年 (1915 年)、大正天皇即位の御大典の折、各町が屋根付きの鼕宮 (鼕台) を造り、11 月 15 日に 38 町内 55 台が市内を行列して祝ったことから始まります。

各町内には歳 (年) の初めに祀る神様で恵方に在る神様として有名な歳徳神 (としとくじん) の宮が祀ってあり、鼕宮 (鼕台) は、歳徳神の宮の仮宮として、白木社造りの宮宿を模して造られ、その正面には歳徳神額を掲げます。

現在では、子どもが 30 ~ 40 人、大人が 20 ~ 30 人加わって引き手を担い、鼕の打ち手が交代しながら 20 ~ 30 人、笛が 6 ~ 8 人、チャンガラ (和楽器の金拍子・銅拍子) が 6 ~ 8 人、他 10 人の総勢約 100 人~ 130 人で練り歩き、雄大な打ち鳴らしが行われています。一家三世代、それぞれの担い手に分かれて参加する伝統行事です。

【無料観覧席】
松江祭鼕行列当日、松江城大手前駐車場に用意しています。
一部、高齢者・障がい者の優先席があります。
12:00 頃より先着となります。

【交通規制】
松江祭鼕行列当日、交通規制がございます。

開催期間 10.20 日 出発 / 13:30
開催場所 松江城〜松江大橋〜白潟天満宮
電話番号 0852-27-5843(松江観光協会)
0852-55-5293(松江市観光文化課)
HP http://www.dogyoretsu.jp/
料金 観覧無料