佐陀神能 特別奉納(さだしんのうとくべつほうのう)

このイベントは 2019.10.27 に終了しました。

佐太神社の「御座替祭」にあわせて執り行われる「七座神事」「式三番」「神能」の三つの神事舞を総称したものです。
この形式での神事舞は古くから行われており、出雲国内の神楽はもとより多くの里神楽に影響を与えたと言われています。
また、神社の祭事に能形式の神楽を奉納するのは全国的にも他に類を見ないものであり、その形式は芸能史的に高い価値をもつものです。
昭和51年5月に国の重要無形民俗文化財に指定、平成23年11月にはユネスコの無形文化遺産リストに登録されました。
演目:「山神祭」18:15~/「八重垣」19:25~

ストーリー
【山神楽】(さんじんさい)
春日明神は、天照大神が岩戸に身を隠された際、湯立神事を行うために必要な
柴(榊)を探すため、無断で大山衹命の山へと入り柴を持ち帰ろうとします。
それを見つけた大山衹命は柴を取り返そうとし争いになります。柴を取り返し
た大山衹命は、春日明神から事情を聞き、悪魔祓いの剣と引き換えに柴を譲る
ことを承諾しました
【八重垣】(やえがき)
・前段
奏仁が現れ、素盞鳴尊が出雲の国斐伊川に天降った時、手撫槌、
足撫槌、櫛稲田姫の一家に出会い、暴れる八岐大蛇を治めるために娘を差し
出さなければならないことを聞き、大蛇退治をすることになったという物語
を語ります。そして、八重垣を造り、櫛稲田姫をその中に移し、その前に毒
酒を置き、素盞鳴尊は大蛇が来るのを待ち構えます。
・後段
八色の雲が立ち起こり大蛇が現れます。大蛇が毒酒を飲み、弱ったところを
見計らった素盞鳴尊は大蛇を退治します。そして、大蛇を切刻んだ際、
尾先を裂き開いたところ天叢雲剣が出てきました。

開催期間 10.27 日
演目:「山神祭」18:15~/「八重垣」19:25~
開催場所 松江神社 参集殿
電話番号 松江観光協会:0852-27-5843
料金 入場無料