松江市の姉妹都市である愛知県大口町在住
昨年度から松江水燈路に参加させていただいています。
実は昨年は忙しく、私自身は松江水燈路を見に行くことができませんでした。そうしたら、母が旅行に行きたい !(^^)/ と松江水燈路の写真を撮ってきてくれました。そして、お土産に緑結びのお守りを買ってきてくれたのです。
そのお守りの力なのでしょうか・・・。それから 2 か月ほどでなんと人生で初めて恋人ができました。
縁の力というのは不思議ですね。
落ち着いたら、ぜひふたりでお礼参りに行きたいです。

今回の作品は、不思議な縁で出会う男女を描かせていただきました。
4 枚でひとつのストーリーのような作品になっています。
作品の中には、松江域、玉造温泉、ハートの石畳といった松江の名所や、勾玉、縁雫、椿なと松江に縁りのあるものが登場します。
淡いインクの色彩と黒のコントラストが燈篭の灯りに映えるよう意識しました。
そして、合縁奇縁 (相縁機縁)
(漢字表記は作品のイメージに合う、相縁機縁にしています)

この相縁機縁には「人と人の交わりには、気心の合う、合わないがあるがそれもみな縁という不思議な力の働きによるものである。」という意味があります。
離れていても縁のある人とは繋がっていられるし、近くにいても、縁のない人とは合わない。人と会うことが難しいこの時世だからこそ、「縁」という力の存在を強く感じます。
愛知県大口町から、遠く離れた松江で私の作品を見ていただけるのも縁の力なのかもしれません。
この作品のように、人と会ったり、一緒に旅行に出かけたり .. 。
今まで当たり前にできていた、人と人との繋がりが、また気兼ねなく出来るようになることを願っています。